【登録販売者試験 勉強法】楽して合格するなら「過去問」が最強!【令和7年度対応】

登録販売者試験

「資格を取りたいけど、勉強はできるだけ楽したい」「お金をかけずに効率よく合格したい」――
そんな方におすすめなのが登録販売者試験の過去問勉強法です。

本記事では、登録販売者試験をできるだけ効率的に、最小限の努力で合格ラインに届く勉強方法を解説します。

結論:過去問を解く

結論を先に言うと、「過去問を解く」のが一番の勉強法です。
具体的にどういうことなのかは詳しく説明します。

説明を読むのが面倒な方は、さっそく「過去問一覧(解説付、令和6年度)」を解いてみてください。

本題に入る前に登録販売者とは何者なのか、登録販売者試験がどういう試験なのかを説明します。

登録販売者とはどんな資格?

医薬品を販売するには、資格が必要です。
登録販売者はドラッグストアなどで一般用医薬品を販売することができる資格です。

一般用医薬品とは病院に行かなくても購入することができる薬のことです。
ちなみに病院に行かないと購入できない薬は医療用医薬品といいます。
医療用医薬品は病院で処方箋をもらい、薬局で薬剤師から受け取ることができます。

登録販売者の資格はドラッグストアで働くときや薬局事務として働くときに役に立ちます。
また、一人前になるには業務経験が必要です。業務経験が十分でない登録販売者は単独で医薬品の販売をすることはできないため、「ワンオペ」を心配する必要はありません。

登録販売者試験の概要

(厚生労働省や各都道府県の情報をもとに整理しています)

受験資格

だれでも受験可能。制限はありません。

試験日程

各都道府県で毎年実施されており、日程は異なります。
コロナ禍以降は、県外からの受験制限を設ける自治体もあるため、まずは自分の住む都道府県の情報を確認しましょう。

「登録販売者試験 〇〇県 2025」と検索すると県庁のホームページが見つかります。または「令和7年度試験日程等一覧」からも確認できます。

合格率

30~60% (都道府県ごとに異なります)

試験項目と問題数

筆記試験(多肢選択式)で行われ、全120問出題されます。

出題項目・問題数は全国共通で、以下のとおりです。

  1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識:20問
  2. 人体の働きと医薬品:20問
  3. 主な医薬品とその作用:40問
  4. 薬事に関する法規と制度:20問
  5. 医薬品の適正使用と安全対策:20問

※問題自体は都道府県によって異なりますが、関東や九州などブロックごとに同じ問題を採用している地域が多いです。

出題範囲

厚生労働省が定める「試験問題作成に関する手引き」から出題されます。
令和7年度は「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月版)」が対象です。
厚生労働省のホームページから誰でもダウンロードできます。

合格基準

例年、以下の基準であることがほとんどです。
 ・総出題数(120問)に対する正答率が70%以上(84点以上)であること
 ・試験項目ごとの出題数に対する正答率が3割5分(または4割)以上であること

【登録販売者 過去問勉強法】時間とお金をかけずに合格する方法

ここから本題に入ります。

「時間をかけずに」とはいえ、全く勉強しなければ合格できません。あくまでも一般的な勉強法より効率的という意味です。

資格試験の問題は、「知っておくべきこと」、「実用的なこと」が中心です。そのため、毎年似たような問題が出題され、表現や選択肢を少し変えて繰り返されます。

つまり、過去問を解いて、答えを覚えるのではなく考え方を理解することが合格への近道です。

用意するもの

  • 自分が受験する県の前年度(令和6年度)の問題と解答
  • 試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月版)
  • (印刷しない人は)ノート、筆記用具

 過去の試験問題や解答は各都道府県のホームページで公開されています。

印刷が面倒な方は、「過去問一覧(解説付、令和6年度)」を利用しましょう。
 「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月)」は、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。(行番号あり、行番号なし、修正履歴入りの3種類ありますが、どれでもよいです)

学習手順1 自力で解く

まずは何も見ずに解いてみましょう。(まだ、採点はしません)
一般常識で解ける問題も多いので、自分の理解度を把握できます。

手順2(重要) 助けをかりて解く

「試験問題の作成に関する手引き」を見ながら解きます。

問題は手引きから出されているので、必ず答えが書かれています。
解答を見る前に、自分で答えを探すのが非常に重要です。

手順3 答え合わせ 

解答で採点する。

・自力で解いた分(手順1)の点数は、自分の実力を示しています。

・手引きをみて解いた回答(手順2)の点数は、基本的に満点になるはずです。
もし、満点にならなかったら、もう一度「試験問題の作成に関する手引き」を確認しましょう。

確認しても何が違うのかわからないときは気にせずにスルーしてOKです。
満点をとる必要はないので、諦めも肝心です。

手順4 休憩

1日休みましょう。

知識を定着させるためには休みも必要し、答えを「忘れる時間」も重要です。

手順5 繰りかえす

手順1から4を3~4回繰りかえします。

自力で解いた回答(手順1)が110点前後取れるようになれば十分です。

試験前日は仕上げとして、手順1から3を行い、試験に臨みましょう。

番外 他県の過去問を解く

余裕がある場合は、他県の過去問(令和6年度)にも挑戦しましょう。「北陸・東海ブロック」の問題は、素直な問題が多く、解いてみる価値があります。「北陸・東海ブロック」の方は、「首都圏」の過去問をおすすめします。

まとめ 登録販売者試験に合格するなら過去問勉強法が最強

  • 登録販売者試験は過去問対策が最短ルート
  • 手引きを活用し、答えを暗記するのではなく理解する
  • 自力で110点取れるまで繰り返せば合格可能

「楽して効率的に勉強したい」「最短で登録販売者試験に合格したい」方は、今すぐ過去問に取り組んでみましょう!

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