こんにちは、あおこおりおにです。
今回は私が投資を始める一歩をふみださせてくれた本を紹介します。
現在、投資を始めて半年ほどです。
つみたてNISAでは先進国株式の投資信託をしており、
子どものジュニアNISAでは、海外ETFなどに投資をしています。
投資してみたいけど、躊躇している方や投資ってどんなことなのかよくわからない方、
投資の本をいろいろ読んだけど、しっくりきてない方など必見です。
紹介する本:世界を見てきた投資のプロが新入社員にこっそり教えている驚くほどシンプルで一生使える投資の極意
書名:世界を見てきた投資のプロが新入社員にこっそり教えている驚くほどシンプルで一生使える投資の極意
著者:加藤航介
発行所:東洋経済新報社
出版日:2020年7月9日
ISBN:978-4-492-73357-8
著者が新入社員に投資について解説する本です。
会話形式でつくられているのでとても読みやすいです。
新入社員に説明しているので、難しい単語も簡単に説明されています。
時代が変わると考え方も変わりますが、本書は2020年に発行されているので、考え方をそのまま参考にできます。
詳しくは本を読んでほしいですが、内容を一部紹介します。
投資は幸せで豊かな未来をつくるもの
世の中は投資であふれています。
- 子供に習い事をさせる。なぜなら、子供に将来、自分でしっかり稼いで生活できる豊かさを手に入れてほしいから。
- 新入社員にビジネスマナーなどの研修を行う。なぜなら、社員が成長して会社をより豊かにしたいから
資産には「人的資産」と「金融資産」がある。「人的資産」と「金融資産」でバランスをとることが大事
「人的資産」とは将来にわたりどのくらいお金を稼ぐかということ。
- 日本で生活しているということはそれだけで人的資産に恵まれている
- 健康で働いている人はそれだけでお金持ち
- まずは人的資産の運用を行うこと。つまり、自己投資をする
「金融資産」はお金、株、債券、不動産といったもの。投資というとまずこちらを思いうかべるかと思います。
- 金融資産は人的資産では手が届かない場所に振り向けることが大切。
- バランスをとる、分散させることが重要。
日本の会社で日本人を相手に商売をして稼いでいる人は「人的資産」はすべて日本にあることになります。
バランスをとるとしたら、金融資産は海外の紙幣、株などをもつべき。
日本の銀行に貯金するだけであれば、人的資産、金融資産ともに日本にあることになりバランスが非常に悪い。(これが通用していたのは昭和の時代だけ)
権力はモニタリングされるべき。
企業の経営者をモニタリングするのが、株式投資
政治家をモニタリングするのが、選挙
どちらも適切にモニタリングされないと支配や独裁が進む。(なので、株式投資も選挙も積極的に参加すべき!)
正しい投資は自分の資産とバランスを把握し、偏りを補うように投資を行うこと。そして、年に1回見直すこと
- 国内と海外のバランスをとる
日本で稼いでいるなら、海外の株などでバランスをとる
- 安定と成長のバランスをとる
貯金(安定)が多いなら、株など(成長)でバランスをとる
- 見直しは年に1回
なぜなら、金融市場の短期の値動きに翻弄されて本質を忘れてしまうから
最後に 株などへの金融投資は
- お金を社会参加させて社会を豊かにしていくもの
- 自分の人生のバランスをとる身軽で便利な道具
是非、一度読んでみてください。
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